嘉義から1時間半ほどバスに乗り、
山の中で暮らしている原住民族の村に行った。
文字を持たない言語を使う彼らは、
代々口頭で伝えられる物語に基づいて、
その時期に食べていいと決められているものを
栽培したり採取して暮らしているのだという。
そこにある中学校で私の作品について話をして、
ヌーの絵を描き、生徒のみんなの大事にしているものと
ヌーを交換した。
私の作品について話した後、
生徒のみんなが私に「ナーウー」という名前を付けてくれた。
その中の一人から、
「ナーウーにとって美術は仕事?」という質問を受けた。
私にとって、美術は仕事ではなく、本当に大切なもので、
生きることと同じような存在だよと答えた時、
生徒達は私が自分で思っていたよりも
はるかに深く、その意味を理解してくれたんじゃないかと思う。
生徒のみんなが私と交換してくれた写真や絵や、
イノシシの骨やペンやキーホルダーやCDや石や、
たくさんの質問が、私にとって本当に意味があるのと同じように、
彼らにとっても、ヌーが少しでも意味のある存在になれたならいいなと
心から思った。
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